人生で一番美味しかった食事は、
きっと誰かに連れて行ってもらった場所。
友達が「信じて、ここヤバいから」と言った店。
恋人と初めて行って、二人の「いつもの店」になった場所。
同僚が教えてくれた路地裏の一軒が、金曜の習慣になった。
兄弟が送ってきた「ここ絶対行って」というピン。
それはレビューじゃない。
思い出だ。
でも、それだけじゃない。
あまり話したことなかった同僚の地図を見たら、好きな店が3つも被ってた。
知らない人のリストを見て、「この人、絶対味覚合う」と思ってフォローした。
同じカフェを愛してる人を見つけて、なんか嬉しくなった。
同じ店を愛する人は、きっとどこか似ている。
味は、まだ知らない誰かを見つける手がかりになる。
グルニは、味の記憶を残す地図。
そして、味で人を見つける地図。
大切な思い出を残す場所であり、
まだ知らない誰かと出会う場所。